伝える力
泥棒
オンラインミーティングが氾濫している今、自分にも他人にもよく感じることがあります。
それは伝える力の重要性です。
この力の差はほんとに顕著だなと思います。
そしてやっかいなのは、頭がいいがどうかは関係ない!
ということです。
頭の回転が速くて情報をたくさん持っている人でも、それを乱暴に全部投げつける人のプレゼンは、正直10秒でアレルギー反応が出ます(笑)
もうそれ以降は、どれだけ熱弁されてもまっっっったく入ってきません。
さらに恐ろしいのは、なぜかそういう人に限って、そう思われていることに気づいていません。
私はそういう人は泥棒と同じだと思います。
20人から10分奪ったら、2時間以上、人の時間を奪っていることになります。
時給1500円と考えても3000円以上奪っているんです。
泥棒です。
泥棒への対処法
では、泥棒さんを見つけたらどうしましょう。
逮捕できる場合は、話が早いです。
逮捕して口をふさいでしまえばいいんです。
でも、立場上逮捕できない、または、したくない場合は、黙ってその時間を失うしかないのでしょうか。
私は、そんなことはないと思います。
泥棒さんが話し始めたら、万引きGメンのように観察します。
そうすると、この人はなぜ泥棒なのかがわかってきます。
10分話したけど、この人の言いたいことはなんだったんだろう?
30秒で言える内容だな。
じゃあ残りの9分30秒はなんなのかを考えます。
自慢、どもり、必要ないデータ、脱線など、けっこう分類できます。
次は、これを自分に当てはめてみます。
恐ろしいことに、自分にも同じように分類できる時間があるはずです。
それを次回、自分が話すときに活かします。
いかがでしょう。
泥棒さんにあげた10分で、それ以上の価値を受け取ることができます。
ぜひやってみてください。