サンタさん来た?
サンタさんはみんなのことろに来るわけじゃない
今日、Twitterでたまたまある幼稚園か保育園の先生の投稿を見ました。
その先生のクラスでは、園児30人中7人にサンタさんが来なかったそうです。
きっと、こういう情報は本当に貴重です。
私はものごころついてから今日まで、サンタさんはすべての子どもに来るものだと思っていました。
幼稚園の頃のイベントも、小学生の頃の会話も、サンタさんが毎年来る前提で行われていました。
なのに、こんなにもサンタさんが来ない家庭があるのが現状だとすると、きっと、我慢したり嘘をついて周りに合わせたりして辛い思いや悲しい思いをしていた子がたくさんいたんだろうなと思いました。
大人の悪気のない言葉が子どもを傷つける
そう考えると、です。
「いい子にしてないとサンタさんが来ないよ」
これは、安易に使うべきではないと強く思います。
当たり前にみんなに来ているわけじゃないという前提で考えると、本当に恐ろしい言葉に変わってしまいます。
また、どんな関係性であれ、わが子以外の子に
「サンタさんになにもらった?」
これを聞くのも、簡単にはできないなと思いました。
どちらも、小さな子どもを悪い子にしてしまったり、小さな子どもに嘘をつかせてしまったりする言葉です。
サンタさんの存在をみんなが信じている中で、必ずいた
「サンタさんなんていないよ」
っていう子の言葉を、ただのヤンチャで意地悪な子の発言とは決めつけられなくなります。
親としてどうする?
今日、妻と話した結果、今のところのわが家の方針が決まりました。
運がよければサンタさんが来るときもある
毎年、24日の夜に必ず来るのが当たり前じゃないと教えます。
サンタさんにも都合があるから、ほしいものがもらえるとは限らないし、遅れることもあるし、来れないこともある。
それは運次第で、自分の力で決められるものではない。
だから、24日の夜に来てしかもほしいものがもらえた年はほんとにラッキーで、みんながみんなそうとは限らない。
実際に来ない年も作ろうと思います。
モノがもらえなくても、家族で楽しく過ごしたり、お友達とプレゼント交換をしたり、楽しい時間を過ごせたらそれでいいというスタンスでいきます。
きっと、子どもたちにも伝わると思います。
ちなみに、長女は3歳目前、長男は4ヶ月の今年、わが家に初めて来たサンタさんは、26日の朝に来ました。
理由は、世界中で一番最後にわが家に来たから、時差などの関係もあり、遅くなったそうです(笑)
娘はサンタさんからもらったイチゴのリュックを背負って得意気に言います。
「これね、ママが連絡して、サンタさんが買ってきてくれたよ!」
まあ、いろんなサンタさんがいていいのではないでしょうか(^_^;)