サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

おばあちゃんが怒った話

緊急事態宣言延長されましたね。

 

 

人との接触を避けながらも

 

うちには娘がいます。

 

自粛期間中ではありますが、人が少ない時間を見計らって近所の小さな公園を回ります。

 

2歳の子どもの健康のためにリスクを最小限にして、太陽の光を浴びます。

 

きっと、同じような考えの人が多く、マスク姿で子供を連れて公園に来る方がちらほら。

 

みなさんリスクを心配しているからこそこんなこともあります。

 

ある子連れのお祖母さん

 

私が娘を遊具で遊ばせていると、隣のブランコ付近から、50歳台ぐらいの女の人の大きな声が聞こえてきました。

 

「だめでしょ!お友達と遊ぶなら帰るよ!

公園にお友達と遊びに来たんじゃないよ!」

 

(公園って、友達と遊ぶところじゃないの?)

 

そう思いながら聞き耳を立てていました。

 

どうやら、小学3年生ぐらいの男の子がお祖母さんらしき人に怒られていました。

 

男の子は、お祖母ちゃんと2人で公園に遊びに来たら、ちょうどお友達がいたようで、男の子は友達と一緒にブランコで遊んでいました。

 

そこで、お祖母さんが声を荒げていました。

 

「ばあちゃんもね、預かってる責任があるからね!

あんた、お友達と遊んでコロナうつったらどうするの!

だれが持ってるかわかんないんだよ!

あんたがうつすかもしれないのよ!」

 

お祖母さんの言っていることは正論です。

おそらく、娘か息子に頼まれて、または楽にしてあげるために、子守りをかって出たのでしょう。

その責任として、安全に子供を家まで帰らせなければならない。

うちの孫を被害者にも加害者にもしてはいけない。

そういう気持ちからだと思います。

 

しかし、その子や目の前にいる友達はどんな気持ちになるでしょうか?

 

びっくりしたり、傷ついたり、嫌な気持ちになったりするのが普通だと思います。

 

案の定、その子は、うるさいなという表情で、

 

「はいはい、わかったよ。」

 

あげく、少し遠くに、我が子に背を向けてお母さん同士でおしゃべりしている人たちを見つけて、

 

「親がぺちゃくちゃしゃべって。

あんなん一番だめよ!」

 

それを我が孫に言って何になる?

 

聞こえてないとは思いますが、関係ない人を攻撃するのは筋違いです。

 

その後、お祖母さんの携帯に家から電話があり、お祖母ちゃんだけ一旦帰ることになりました。

 

お祖母ちゃんは、念を押すように、

 

「ばあちゃん一回帰るけどね、友達と遊んだらだめよ!」

 

男の子はもうほとんど無視です。

 

そして、お祖母ちゃんがいなくなるなり、友達と楽しそうに遊び始めました。

 

だれが悪い?

 

この子は言うことを聞かない悪い子でしょうか?

 

自分はそうは思いません!

(だれがあばれる君や!)

 

純粋に友達と遊びたいだけの子どもです。

 

 

じゃあ、お祖母さんが悪いのか?

 

アプローチは考える必要があると思います。

この子の安全をを守りながら、外で楽しく遊ばせるにはどうしたらいいか、もう少し知恵が必要なんだと思います。

また、子どもの友達や関係ない人を傷つけるものいただけません。

 

しかし、自分の娘(or息子)の負担を減らして、孫の面倒を観るような人です。

きっと優しい人なんだと思います。

 

結論

 

たぶん、だれも悪くないです。

 

ただ、特に2世帯住宅や3世代で生活するのであればなおさら、子育てについてこの時期にしっかり話し合って、リスク管理と子供の心身の健康の折り合いをどの辺でつけるかということは、面倒でもある程度共有すべきだと思います。

 

そういうすれ違いが、結果的に親も子も祖父母もストレスを溜める原因になってしまうのではないかと感じました。