滑り台の横の水たまり~それぞれの行動
昨日の続きです。
滑り台を滑ろうとする3人の子どもたちと距離感の違うそれぞれの保護者。
滑った先にはすぐ横に水たまり。
三者三様
男の子
まず、一番年上の4歳ぐらいの男の子が滑りました。
すぐ横にいたお母さんは、水たまりの存在に気づいています。
男の子が滑り終わると同時にお母さんが近寄り、
「危ない!」
そして、男の子を抱き上げます。
「汚れたらどうするの?気をつけてよ。」
2回目以降もその子のお母さんはその都度、
「水たまりあるからね!」
「危ないよ!」
と言っていました。
うちの娘
私も男の子のお母さんと同じように水たまりがあることには気づいていました。
でも私は始めから何も言うつもりはありませんでした。
別に服が多少濡れたり汚れたりしても問題ないし、それ以上に娘がどうするか単純に見てみたいと思っていました。
そして、娘は笑顔で滑り降りたあと…
すっ、と立ち上がり、
じーっと横の水たまりを見ながら…
ゆっくりと回避して颯爽と歩いていきました。
大人か!
2歳児らしくしろよ(笑)
そう思いましたが、落ち着いている子どもというのも、本人の特徴ならそれでいいのかなと思いました。
女の子
女の子は勢いよく滑り、そのまま思いっきり走って、バシャーンと水たまりを通ってもう一度滑りに行きました。
私は隣で笑って見ていました。
その子のお母さんは、お姉ちゃんに付きっきりで、その子が滑り台を滑ったことにも水たまりに入ったことにも気づいていません。
女の子は、2回目以降は滑る前に初対面の私に向かって、
「やっほー!」
と言います。
私も
「やっほー!」
と返すと、笑顔で滑っていました。
感想
みなさんはそれぞれの子どもや親をどう思いましたか?
もちろん、私のやり方が正しいとは限りませんので、私の個人的な意見を述べます。
いち意見として読んでいただけると嬉しいです。
男の子
まず、男の子のお母さん。
洗濯が大変なのはわかります。
しかし、ここは子どもの自由にしてあげた方がいいかなと個人的には思いました。
仮に水たまりに入って濡れたとしたら、それを次に活かすように関わってあげればいいし、自分で回避できれば誉めてあげていいんじゃないかなと思います。
また、「危ない!」と叫ぶのは、本当に危ないときに使うべきかなと思います。
水たまり程度で言っていると、いざ遊具から落ちそうなときや、車に轢かれそうなときなどに効果がなくなってしまうと思います。
女の子
次に、女の子ですが、この子はちょっと可哀想でした。
姉妹なのでお母さん1人で大変だとは思いますが、ずっとお姉ちゃんの縄跳びに付きっきりでした。
その子も一緒にやろうとしましたが、まだ縄跳びは難しくすぐに抜けて1人で遊具の方に走って来ました。
本当はお母さんとお姉ちゃんと一緒にあそびたかったんだと思います。
それで、たまたま見ていた私に「私を見て!」と言っていたんだと思います。
もしかしたら、服が汚れたことにもお母さんに気づいてほしかったのかもしれません。
いつも公園には、子育ての刺激がたくさん転がっているなぁと思います。