お母さんは大変です。
昨日までの公園での出来事と同じ日のことです。
公園の姉妹
その日は、妻がショッピングモールで買い物している間、娘とふたりで公園だったので、娘が飽きないように、ボールとフリスビーを持ってきていました。
娘は、ボールとフリスビーでも少し遊びましたが、基本的にひたすら滑り台のある遊具で遊びながら、
「パパおいでー!」
と行ってきます。
さっきまで同じ滑り台で遊んでいた女の子のところにはお姉ちゃんが合流していました。
ちなみに、お姉ちゃんはさっきまでお母さんと縄跳びをしていて、妹の方は寂しかったと思います。
お姉ちゃんと嬉しそうに駆け回っていました。
すると、その姉妹は、私の荷物に近づいていきます。
私は、一応財布もあるしなぁと気にしながら見ていました。
姉妹は…
すると、ふたりは、私の荷物に手を伸ばしました。
おい!と一瞬思いましたが、彼女たちの獲物は財布ではなく、フリスビーとボールでした。
疑ってごめんね。
2人して使いたそうに触っていたので、
「いいよ。」
と言うと、嬉しそうに、妹はフリスビーを自分で投げて自分で走って取りに行く。
そして、お姉ちゃんはボールを蹴ってひたすらドリブル。
おもしろい姉妹だなぁと思いました。
ポールもフリスビーも2人で遊べるのにそれぞれが個人で遊ぶという…
しかも、2人とも走る走る。
女の子でも、親1人で2人見るのは大変だろうなと思いました。
当のお母さんは、子供たちに背を向けてスマホ。
おいおいとは思いましたが、このお母さんも休まる暇もなくて大変だろうなとも思いました。
しばらくして、お母さんが気づいて申し訳なさそうにしていたので、
「大丈夫ですよ。」
と伝え、姉妹には気の済むまで走ってもらいました。
その間、うちの娘はというと…
ひたすら滑り台を滑り続けていました。
2時間後
そして、2時間たっぷり遊んだあと、買い物を終えて笑顔の妻が迎えにきました。
妻はひとりで買い物。
娘はひたすら滑り台。
なんて楽しい一日でしょうか。
だって、パパの幸せは妻と娘が幸せでいること、そしてそれはイコール家族の幸せですから!
その日の帰って飲んだビールは、仕事のあと以上に美味しく感じました。