ブランコ事件(後編)
昨日の続きです。
謎の女の子
引き続き、うちの娘は遊具で遊んでいました。
一度滑り台をたしなんだあと、再びあのブランコへ。
ブランコで楽しく遊んでいると、隣に娘より3,4歳年上の女の子が来ました。
「こんにちは!」
と、とても感じのいい子でしたが、ブランコの乗り方が特徴的で、必要以上に脚を曲げたり伸ばしたりしていました。
「ちょっと変だな」
と思った瞬間、さっきのお父さんが男の子にブランコのこぎ方を教えていたときの言葉を思い出しました。
「曲げて~、伸ばして~。」
「なんで今曲げる?遅い!」
脚の曲げ伸ばしをずいぶん強調していたのを覚えています。
そして、しばらくして現れた3歳ぐらい上の必要以上に曲げ伸ばしをする女の子…
もしや…
すると直後、さっきの親子が登場!!
やっぱり!!
謎の感じのいい女の子の正体は、お父さんの指導を忠実に守り続けているお姉ちゃんだったのです!!!
そして最悪の事態が起きる
私は、娘のブランコの勢いをある程度つけると、少し離れたベンチに座って見ていました。
娘の隣で合流した姉弟が2人乗りを試みています。
隣にはお父さん。
しかし、2人乗りは上手くいかず、弟は諦めてブランコを降りました。
すると、男の子は歩き始めました。
まさかとは思いましたが、真横に向かって。
そして、前に揺れている娘の後ろへ。
私は、完全に間に合わない距離にいました。
相手のお父さんも気づいてはいましたが止めることができず。
衝突!!!
幸い、娘のブランコの勢いもだいぶ弱まっていたので、男の子は少しよろけた程度で済み、娘もブランコから落ちることもなく気づいてすらないような感じでした。
男の子の無事を確認できた直後、お父さんはチラッとこちらを見て、一瞬目が合いました。
しかし!!
まさかの一言もなし!!
嘘でしょ!!?!??
!と?を何個ずつつければいいかよくわからないぐらい驚きました。
1日で2回ですよ!
しかも1回目はこっちが止めて、2回目は私が止められない距離にいて、ぶつかっちゃってますよ!!
2回ともそっちから飛び込んできてますよ!!!!
お父さん、目合ってますよ!?!??!
反省
もちろん、自分自身を振り返れば、2回目のときに触れる距離にいなかったのはよくなかったかもしれません。
2歳半という娘の年齢を考えれば、どんな事態にも備えるのが親として必要だったかもしれません。
けど、もし私が逆の立場なら、100パー謝ります。
相手の子どもにも親にも、うちの子にも。
…いや、でも今書いていて思いました。
私自身にひとつでも落ち度があったと自分で思ったのなら、私がみんなに謝るべきでした。
近くにいなくてごめん、と娘にも言うべきでした。
そうすれば、もしかしたら、相手のお父さんも何か感じてくれていたかもしれません。
まあ、今回は大事に至らなかったし、トラブルにもならなかったし、何より娘は持ち前のハガネの肉体と図太いメンタルで、かすり傷もなく、すべての出来事にまったく気づいていないと思います(笑)
今後の教訓にしたいと思います。