サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

おなかの子の作戦

 

 

なかなか出てこない息子

 

おなかの子がなかなか出てきません。

 

すでに予定日を3日過ぎましたがウンともスンとも言いません。

このままあと4日が経てば、陣痛を人工的に誘発させて引っ張り出すそうです。

誘発分娩と言うそうです。

 

もともと、予定日の翌々日から私は5日間夏休みと決まっていました。

なかなかいいタイミングだなと思っていました。

どちらかというと、早く出てきた場合には夏休み前に仕事休みづらいなあという方が気がかりでした。

 

予定日ごろに出てきてくれれば、ちょうど出産後の数日の妻の入院中は、私が夏休みなので、娘と2人でゆっくり過ごせるし、妻も安心です。

コロナ禍でもあるので、妻の両親にも負担をかけずに済みます。

 

心配していた、予定日より早い出産はなくなりましたが、今度はあまり遅く出てこられても、私の夏休みが終わってしまいます。

 

それはそれで、せっかく夏休み中に入院時期を消化できると思っていたのに、というふうに思ってしまいます。

 

しかし、今日、妻が言った一言で、「遅いなら遅いでいっか」と思えました。

 

なぜ遅いか

 

このまま出てこなかった場合、誘発分娩になる日は、私の夏休み最終日です。

 

そのことを妻はこんなふうに捉えました。

 

「3人で過ごせる最後の時間を楽しんでってことなんじゃない?」

 

なんて素敵な解釈なんだろうと思いました。

 

私は、自分の仕事が休みのうちに妻の出産と入院が済ませられる、それを過ぎるとちょっと困る、というように、事務的に考えてしまっていました。

 

でも、妻の言うとおり、私と妻と娘の3人家族の時間は、あと数日で終わってしまいます。

もちろんそれからは、家族が増えてもっと楽しい時間が待っていますが、特に娘にとっては両親を独り占めできる最後の時間です。

 

私も妻も第一子だったのでよく分かります。

 

これは、これから両親の愛情を分け合う弟からお姉ちゃんへの人生で最初のプレゼントなんだと思います。

 

しかも、誘発分娩となる日は、私の夏休み最終日です。

あと何日かわからない、家族3人でゆっくり過ごせる時間を娘にいっぱい愛情を注いで満喫したいと思います。

 

そして、いつでもいいから、無事に生まれてきてね。