サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

不妊治療には4種類の方法があります

「重度の乏精子症の私が子どもを授かるまで」シリーズVol.1

 

タイトルが同じだと分かりにくいというアドバイスをいただいたので、これからは毎回変えていきます。

 

 

男性不妊を知っていますか?

 

昔は子どもができない原因はすべて女性だと思われていました。

 

でも、WHOのデータによると、現実は約半数は男性側に原因があります。

 

私たち夫婦は、結婚して3年間子どもができませんでした。

3年間できなければ夫婦どちらかに原因があるという話を聞いたことがあったので、念のためというつもりでクリニックに行ってみました。

 

 

結果は…?

 

妻のからだにはまったく問題なし。

 

原因は私にありました。


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一般的に1回の射精での精液内の精子の数は1億5000万匹程度、自然妊娠に最低限必要な精子の数は1500万匹だそうです。

 

さて、私の場合は、

 

420万!

 

 

少なっっ!!

 

そりゃあ、いくら頑張ってもできるわけがありません。

 

しかも、ただでさえ少ないのに、追い打ちをかけるような結果が。

 

 

奇形率68%

 

 

つまり、頭が小さかったり足が二股になっていたりして、受精できない状態の精子が約7割。

 

しかも、運動性も最低ランク

つまり、動きが悪いのでそもそも卵子までたどり着けない。

 

サッカーで言えば、

11人の上手い選手たちが走り回っているのが普通だとして、

 

私のチームは下手っぴが4人ぐらいしかいなくてしかも動かないということ!!

 

どういうこと??

 

試合にならないということでしょうね。

 

 

じゃあどうすればいいか

 

無精子症の場合はまた別ですが、射精可能な場合には多くの医院などでは4種類の治療方法があります。

 

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タイミング法

生理周期から排卵日を予測し、狙いを定めて性交渉による自然妊娠を目指す。

サッカーで言えば、コンディションのいい日に試合する的なことでしょう。

 

人工授精

タイミング法同様に狙いを定める。

異なるのは、性交渉でなく、採取した精子卵子の近くまで人工的に持っていくこと。

ゴール前で、あとは決めるだけ!みたいなパスを出す的なことでしょうか。

 

体外受精

ここから一気に女性のからだの負担と金額が跳ね上がります。

採取した精液と卵子をシャーレに入れ、受精したら子宮内に戻す

排卵を誘発するのに薬を使ったり、卵子を取り出すのに膣から器具を挿入したりするため、女性に大きな負担が掛かる。

もはや試合じゃなくて、タブルボックスのシュートゲームやる的な、そりゃ点入るでしょっていう状況にするってことでいいですか。

 

顕微授精

いろんな負担が最高レベル。

1匹の厳選した精子と1個の厳選した卵子を人工的に授精させて、子宮内に戻す

当然女性には大きな負担となる。

さらに行程が増えるため金額もアップする。

もうチームじゃ戦えないから可能性のあるやつだけ呼んで個別に日本代表目指す的な感じで許してください。

 

サッカーの例は失敗かもと人工授精あたりから薄々感じていましたがやり切りました。

 

さて、私たち夫婦はどれだったでしょうか?

 

ちなみに…

 

このシリーズに出てくるイラストはすべて、妻のInstagramからの拝借です。

そちらの紹介はおいおいということで。