サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

不妊治療を始めた理由(中編)

昨日の前編では、不妊症、特に男性不妊の発見の遅さと早期発見のためのツールとしてのブライダルチェックをご紹介しました。

 

 

進まないブライダルチェック

 

しかし、このブライダルチェックについて、既婚または結婚を控えた女性ですら半数以上が知らない状況で、実際に受けたことがある人は1割未満というのが現実です。

ゼクシィでは、男性も一緒に受けましょうと言われていましたが、現状ではかなり難しいと言わざるをえません。

 

ただでさえお金が掛かる結婚というタイミングで、わざわざお金を出してというのは特に若いカップルにはあまりメリットを感じられないのではないかと思います。

 

不妊症の検査が普及しない本当の理由は…?

 

これは何かのデータに基づいているわけではなく私の感覚なので、正しいかどうかはわかりません。

 

しかし、現実的な問題としてです。

お互いに初恋の相手とそのまま結婚に至るカップルはまっっったく問題ないと思います。

しかし、もちろんそんなカップルばかりなはずはありません。

 

中には、

 

独身時代かなりやんちゃして乱れた男女交際をしてきたり、プロのお店で遊んだりもしたけれど、今の奥さんに出会って心を入れ替えて、それ以降は一切やましいことはないです!

 

という人もいるでしょう。

 

そんな人にとって、血液検査などによる性感染症検査は、清算したはずの自分の過去をほじくられるような感覚になるのではないでしょうか。

 

男女ともにです。

 

結婚前に自分で検査して治療しとけよ、という意見もあるでしょうが、結婚前に夫婦になる相手とすでに肉体関係がある場合、その人と結婚を決めてから治療しても、すでに相手に移っている場合がほとんどです。

そうなると、結局移し合ってどちらが原因かわからなくなります。

 

避妊してれば大丈夫か?

 

粘膜同士の接触を完全に避けることは不可能でしょうし、パートナーとのすべてのオーラルセックスの際に避妊具を着ける人はほとんどいないでしょう。

 

つまり、なかなか公にはなりませんが、ブライダルチェック、ひいては不妊症の検査から夫婦を遠ざけているのは、性感染症検査なのではないかと、私は感じています。

 

普及のためには

 

医療の進歩は素晴らしいことだと思います。

ただ、すべてわかってしまうことの方が不都合になる場合もあるということです。

 

血液検査をすれば、AIDSのみならず、クラミジア、梅毒、カンジタなど、あらゆる性感染症が暴かれます。

 

そのとき、すべてのカップルがパートナーへの揺るぎない信頼を持てれば問題ないのかもしれません。

 

しかし、本人のみにしか検査結果を公開せず、陽性の場合、パートナーにどのように伝えるか相談して決められるなど、医療機関による配慮が必要だと思います。

 

自分でできるこんなキットもあるようです!

 

思った以上にボリューミーになったので、明日まで続きます!

 

明日こそ、私たちが不妊治療を始めたときのことを綴ります!!