子どもはお父さんの言うことなら聞く?
たまに父親が面倒をみると…
先日、私は1人で娘を幼稚園に連れて行きました。
普段は、妻が1人で連れていくことの方が多く、私が一緒に行けるときは行きます。
どこの子もそうでしょうが、うちの子もチャイルドシートに座ってくれなかったり、マスクをしてくれなかったり、何かしらごねることが多いです。
しかし、私と2人で行ったときは、とてもご機嫌で、ちゃんと言うことも聞いてくれました。
そのことを妻に話すと、驚いて、「すごいね!」と言ってくれました。
しかし、ここで1つ考えたいことがあります。
なぜ聞き分けが良くなるのか
あるあるだと思います。
たまに父親が面倒をみると、母親がいつも手を焼いている子どもが素直に言うことを聞きがち。
ここで大切なのは、これをどう捉えるか、だと思います。
多くの父親は、
「普通に言うこと聞いたよ。
おまえはいつもガミガミ言い過ぎなんだよ。」
と言います。
逆に多くの母親は、
「パパといるときは、子ども自身が自分でしっかりしなくちゃ、と思ってるの!!」
と言うでしょう。
これはきっと、どちらもあると思います。
しかし、どちらも、自分本意な気もします。
客観的に(とは言っても私が父親なので客観的ではないかもしれませんが)、子どもなら、たまに一緒にいれる父親にはやはりいい格好をしたいという気持ちはあるでしょう。
また、たまにしかいられない父親自身も、たまにだからこそ優しくなる(甘やかす)し、新鮮な気持ちで余裕を持って接することが多くなると思います。
結果的に、たまに一緒にいる父親と子どもの関係はその瞬間は良好になりがちということになっているんだと思います。
しかし、それはあくまで、たまにだからです。
父親はそれを認識すべきで、母親に対してリスペクトしても、間違ってもマウントを取るような発言をすべきではないと思います。
また、母親も割りきって、「気持ちよくさせといて面倒みさせよう」ぐらいの心持ちでいいと思います。
1週間反対になったら…
これは、極論、じゃあ1週間やってみろということだと思います。
たまに面倒をみて得意気な顔をしている父親は、ほんとうこれを考えた方がいいと思います。
また、母親も、家族のためにと思って外で頑張っている父親のことはぜひリスペクトしてあげてほしいです。
もちろん、中には、違った形の夫婦もあるでしょうし、片親の方からすると「なに贅沢言ってんだ」ということかもしれません。
みんな、それぞれの都合で、自分なりに子どもを愛していると思います。
そして、自分なりの方法でそれを表現していると思います。
みんなの子どもが健やかに育ちますように。