教育の優先順位
サッカーができる喜び
最近、やっとまともにサッカーの練習をできるようになりました。
改めて、練習の楽しさを実感し、この気持ちを忘れずに取り組み続けていきたいと思っています。
子どもたちも同様で、体力的にはキツそうですが、喜びを感じながらプレーしているように見えます。
一方、学校では、小学校から高校まで、遅れを取り戻そうとカリキュラムを組んでいるようです。
そこで、現状の学校で起こっていることをサッカーに当てはめて考えてみました。
勉強は何よりも最優先か?
多くの学校では、コロナ禍の遅れを取り戻すために、夏休みを短縮し、運動会や文化祭を無くし、毎日の授業時間数を増やし、年度内の勉強を遅らせないように工夫しています。
しかし、です。
これをサッカーに当てはめると、いかに難しい状況かがわかると思います。
- 夏休みの短縮→オフを減らす
- 運動会や文化祭の中止→合宿やチーム恒例イベントの中止
- 毎日の授業時間数を増やす→練習時間を延ばす
サッカーでこんなことをすれば、疲労は溜まり、怪我人は増え、チーム内の一体感のようなものは醸成されず、ストレスは溜まり続ける一方だと思います。
もちろん、学校の先生たちは、求められるカリキュラムをこなすことに必死でしょうし、そうするしかないと思います。
しかし、とにかく5教科のカリキュラムを終えられればいいのでしょうか?
それが学校に求められる役割なのでしょうか?
ここは、改めて考える必要があると思います。
私の意見はむしろ逆です。
勉強はオンラインでもできるんだから、運動会や文化祭は、感染対策を十分に行いながら、現状でもできるもののみで実施するように意見を出し会うなどして実施すれば良いと思います。
その方が、社会に出てからの力としても役に立つのではないでしょうか?
また、夏休みは夏休みで必要だからあるんです。
学校がない時期にしかできない挑戦だって人によっていくらでもあります。
5教科のカリキュラム以上に大切なものを今年の学校では失っているような気がします。