学校やサッカーの未来
緊急事態宣言解除
今日ですべての都道府県が解除になりました。
しかし、依然として感染対策は続ける必要性を政府や各知事は謳っており、新しい生活様式の定着も求められています。
東京都で発表されたロードマップも、第2波は来る前提になっていました。
このようなことを考えると、私たちはこれからどんな生活を送っていけばよいのでしょうか?
子どもやサッカーを中心に考えてみました。
学校
まず、学校はどうなるのでしょう。
多くの地域で分散登校や通常授業が始まっています。
そして、これまでの遅れを取り戻すように夏休みの短縮などが考えられています。
しかし、夏になれば冷房をつければ3密、窓を空ければ熱中症のリスク。
無理だと思います。
また、第2波が来て、再び休校となればどうしたって取り戻せなくなります。
9月入学については、私は素晴らしい案だと思いますが、第2波の時期や大きさによってはそれだけでは解決できない問題になるんだと思います。
だとすると、もう私たちはこれからずっと、多くの人が安易に集まらないように過ごしていくように考えておくことが、その都度混乱しない一番の方法だということだと思います。
例えば、学校では今、一番混乱していないのは、N高校などのオンラインを中心とした高校です。
これからは、このような学び方がスタンダードになるのかもしれません。
修学旅行や運動会だけ、安全な時期に集まるとか。
サッカー
では、スポーツ活動はどうなるのでしょうか?
サッカーで考えます。
まず、大会です。
今、公式戦、フェスティバル、強化合宿など、隙間なく埋まっていることが当たり前だった育成年代のスケジュールは大きく変わる必要があると思います。
大会は、数週間おきに予備日を設けておき、感染リスクが高まった際には延期しても消化できるような日程にしておくのがいいんじゃないでしょうか。
また、宿泊を伴う遠征や強化合宿なども、時期を短くしたり、可能な限り日帰りで行ったりする必要性が出てくると思います。
また、練習においては、ミーティングや体幹トレーニング、面談などはオンラインで行い、サッカーのトレーニングや試合だけを週に4日ぐらいで行う。
さらに…
そのさらに先はVRでしょう。
そのうち、VRで練習できるようなシステムが開発されて、グラウンドでの活動頻度はさらに減ってくるでしょう。
何年後かはわかりませんが、私のような凡人は、そのような大きな変化が来たときに、それを嘆いたり抵抗したりするのではなく、対応できる準備をしておくことが一番大切だと思います。