サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

これからのクラブの生き残り方

 

 

第2波が来たら

 

緊急事態宣言が全国で解除されて、さまざまな経済活動が順次再開されています。

 

そして、早めに解除された地域の一部では早くも第2波の予兆がきています。

 

ここからさらに全国で感染者数がまた増えてくれば、せっかく始まりかけたチーム練習なども再びストップしてしまうことになるでしょう。

 

そうなったときに、サッカーのクラブ、特に資金に余裕のないクラブはどのように運営していけばよいのでしょう。

 

方向転換

 

今まで、多くのチームが安い会費で少しでも多くの子どもを集めて、グラウンド使用料やコーチの人件費を確保してきました。

 

一部の強豪チームや学校は大量の部員から会費を集めて、Aチームの遠征費にしてきました。

 

しかし、もうこれからの時代、密集を避けることが、スポーツ活動も含めた生活の前提になるとすると、根本から考え直す必要がありそうです。

 

一言で言えば、薄利多売から厚利少売へ、です。

 

具体的な方法

 

例えば、前述のようなチームは、100人をグラウンドやミーティングルームに集めることや遠征に連れていくことができないと考えると、これを20~30人にする必要があります。

 

そうなると、これまでの運営を続けるには、1人から4~5倍の会費を徴収しなければなりません。

それに見合うサービスを提供する必要があるということです。

 

それは無理です。

という場合、100人を4,5グループに分けて平日はそれぞれ週に1回の練習、土日の試合は2週間に1回って感じでしょうか。

同じ会費のままそれで満足させる、上手くさせる、親も納得させる、という必要があるということです。

 

難しいですが、これならまだ現実味がありますね。

練習日以外は課題を出したりオンラインでの対話や室内トレーニングを実施したりするなどの工夫が可能だと思います。

 

今、JFAからの救済措置などもありますが、気休め程度でしょう。

 

サッカーが大好きな少年少女がたくさんいる限り、みんなでさまざまな知恵を出しあって、潰れるチームをひとつでも減らしたいものですね。