サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

もう大丈夫?まだ危ない?

 

 

二極化

 

コロナ禍でのあるあるです。

 

一方は、感染リスクを極力ゼロに近づけることを考えてます。

 

もう一方は、リスクは回避できないものだと考え、早く日常に戻そうと考えています。

 

前者は後者を無神経と言い、後者は前者を心配しすぎだと言います。

ただ、考え方の違いなのでお互いに直接伝えることは基本的になく、お互いにストレスを抱え続け、何かの議論の度に意見が食い違い、平行線のまま、どちらかが納得してない中で折れたり、パワーの強い方が勝ったりします。

 

なぜこのような違いが起きるのでしょうか?

 

違いは何か?

 

心配性か突き進むタイプか?

といった、性格やタイプの違いかというとそうではないと思います。

どちらも、命も経済も守らないといけないことは十分わかっているはずです。

 

私が思うには、その人の置かれている状況の違いが意見の違いを生み出しているんだと思います。

 

例えば、同居家族に持病がある人がいたり、高齢の親や乳幼児、妊婦さんなどがいる人であれば、絶対に自分が感染したりウイルスを持って帰ったりするわけにはいかないと思っています。

そうすれば、その人がどんなに楽観的な人でも、コロナ禍ではリスク回避を何より重視します。

 

一方で、子供が独立していたり、独身で働き盛りであったり、家族もみんな健康であったりする人、または、経営者や会社の幹部などで会社も従業員も守らないといけないという立場にある人は、とにかく経済活動を止めないことを優先して、万が一かかってしまったらしょうがないと思うでしょう。

その人がどんなに慎重派でも。

 

思いやり

 

つまり、リスク管理と活動することのバランスの問題で、それを決定付けているのがその人の置かれた環境だとすると、そこにお互いが気づいて初めて議論が進む可能性が出てくると思います。

 

相手はなぜ自分と考えが違うのか、なぜこんなに説明してもわかってもらえないのか、それを深く想像する必要があるということです。

 

これこそが子どもの頃からずっと教わり続けた「思いやり」ってやつですね。

 

まだ危ないと思っている人、もう大丈夫と思っている人、ぜひ一度自分と違う考えの人の背景を思いやってみてください。

解決策が見えてくるかもしれませんね。