サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

娘の初登園

 

 

約3か月遅れで

 

本来、4月に4年保育で幼稚園に入園する予定だった娘が今日念願の初登園を果たしました。

 

入園式もありませんでしたので、本当に今日が初めての幼稚園でした。

 

保育園には、一時保育で何回か行ったことはあったのですが、それも2月末までで終わっていたので、親の元を離れるのは半年ぶりぐらいでした。

 

親として

 

親として、感じたことがあります。

 

娘は、早生まれでまだ2歳半にもなっていません。

そんな時期から幼稚園に行き始めるということに、親として寂しさや心配を感じてしまうのはおそらく私だけではないと思います。

 

そんな中で数日前からいろいろと考えていました。

 

知りたいことはたくさんあります。

  • 幼稚園の中がどんな感じなのか
  • どんな子がいるのか
  • 先生はどんな人か
  • どんな活動をしているのか

 

でも、ある程度の雰囲気を観て、入園すると決まったら、親は手も口も出すべきじゃないと思います。

 

今日の初登園、私の正直な気持ちは、教室まで私も一緒に行って、娘を抱き締めて、未練たらたらで手を振り続けたかったです。

 

でも、それをしてしまうと、娘も悲しい気持ちや不安な気持ちになってしまいます。

子どもは新しい世界に飛び込んで行くわけで、そこでは新しい出会いがあり、新しい環境が子どもを成長させてくれます。

 

子どもにとっては、悲しいことでも何でもなく、それは前へ進むことです。

 

なので、親として取るべき行動は、普段お散歩や買い物に行くときのように見送ることです。

 

家から見送るべきだとも思いましたが、せっかく朝時間があったので、妻と一緒に3人で車で園まで行きました。

 

でも、私は車から降りずに、本心は見せないように、普通に見送りました。

 

妻も同じことを考えてくれていたようで、先生に預けたあとは、意識的にサラッと車に戻ってきてくれました。

 

おかげで、すんなり初めての教室で新しい社会に入っていくことができました。

 

きっと、親ならみんな、子供に対して強い強い愛情があるでしょう。

 

しかし、その気持ちをそのまま親が出してしまうと、本人のためにならないことは、小学生になっても中学生になってもあると思います。

 

親にとって大切なのは、どうしたいかではなく、どうありたいか、だと思いました。

 

ちなみに、「親」という漢字の成り立ちは、「木の上に立って見る」とよく言われますが、これはでたらめだという情報を手に入れました。

 

「親」は、「親近感」や「親友」という言葉が示すように「近い」という意味で、字の部首にも違う意味があるそうです。

 

たしかに、親が木の上から見ていたらちょっと怖いですね。

見ることはできないけれど送り出して、想いを馳せながら帰りを待つというのが、親のあるべき姿なのかなと思います。