いつか娘が私の手を離れるその前に
パパはお仕事へ
今週からまともに仕事が始まりました。
いつも家にいたパパがひとりで家を出ていきます。
今日は娘が「一緒に行く」とダダをこねました。
とても複雑な気持ちでした。
ここ数ヶ月、お出かけもいつも一緒だったので、娘からしたら「なんでパパだけお出かけ?」と思うのは当然でしょう。
妻が気を利かせてエレベーターに一緒に乗ってくれ、駐車場まで娘を連れてきてくれました。
うちの駐車場には、マイカーと会社の車が並んで駐めてあります。
いつもと違う車にパパが乗り込むことで、娘はなんとなく察したらしく、おとなしくママに抱っこされて、バイバイしてくれました。
パパの本業はテレワーク?
久しぶりのトレーニングを終えて帰ってくると、妻がその後の娘の様子を教えてくれました。
娘は、夜、おもむろに
「パパどこ行った?」
と言ったそうです。
妻が、
「パパはお仕事よ」
と答えると、
「パパもしもし?」
と言って家中を探し回っていたそうです。
コロナ禍を経験した子どもにとって、パパのお仕事は、家の中で電話をしたり、パソコンをパチパチしたりすることだと思っているようです。
妻「今日は外でボールをキックするお仕事なのよ」
娘「…」
妻「寂しい?」
娘「さみしい」
妻「会いたい?」
娘「あいたい」
インディアン嘘つかない
私はすぐにでも娘を抱きしめたい気持ちになりました。
しかし、娘はぐーすか寝ています。
明日いっぱい抱きしめてあげようと思います。
そしてまたパパはお仕事に向かいます。
いつまでパパを必要と思ってくれるかはわからないし、親として少しずつ適度に距離を取っていかなければなりませんが、年齢に応じた愛情の注ぎ方を私も親として身につけていかなければと思います。
最後に、私が大好きなインディアンの教えです。
乳児は肌を離すな。
幼児は肌を離せ、手を離すな。
少年は手を離せ、目を離すな。
青年は目を離せ、心を離すな。