虫歯にならないことは何よりも優先?
子どもが虫歯になったら可哀想ですよね。
最近では、3歳までに虫歯菌を子どもに移さないようにというようなことも言われています。
私の持論を綴ってみます。
もともと子どもに虫歯菌はいない
これは、よく言われていることです。
親を中心とした大人から移って子どもは虫歯になっていくそうです。
また、砂糖を多く含むお菓子なども虫歯菌の原因になるとのことです。
そして、3歳まで虫歯にならなければ一生虫歯にならないというようなことも聞きます。
だから、
- なるべく食器や箸を共有しない
- 口移しは避ける
- 愛情表現のチューはほっぺたにする
- お菓子などの甘いものは極力食べさせない
- これらを3歳まで徹底する
ということが大事です…
…ちょっと待った!!!
そこまでして虫歯にならない必要ありますか!?
子どもの成長に必要なこと
確かに、子どものためを思うからこそ、子どもが虫歯にならないために親として良かれと思ってのことだとは思います。
しかし!
それだけのために、わざわざ箸を持ち替えたり、チューを避けたり、子どもが食べたがるお菓子を我慢させたりする必要があるでしょうか?
私はそれによって失うものの方が大きい気がします。
虫歯を気にしすぎるあまり、愛情表現の方法が限定されてしまったり、家族や友だちと楽しくお菓子を食べる時間を奪われてしまうことの方がマイナスではないでしょうか?
また、そこまでやったとしても虫歯になる可能性もあるし、虫歯にならないようにちゃんと歯磨きするとか、おやつは時間や量を決めて食べるとか、そういうことの方が大切だと思います。
万が一、虫歯になってしまったとしたら、歯医者に行けばいいし、今後ならないように対策をしていけばいいだけのことかなと思います。
こういうのをうまく使えば十分対策できると思います。
菌を入れないことよりも、菌は入ってくるものと思って、いかに付き合っていくかが大切ですし、その方が楽です。
しかも、です。
歯医者さんの記事で見ましたが、3歳まで虫歯にならなければ一生ならないわけでもないようです。
3歳ぐらいまでに虫歯にならないような生活習慣を身に付けていれば、その後も虫歯になる可能性が結果的に下がるということから、そのような飛躍した理解が広まっているとのことでした。
だとしたら、一生虫歯菌を入れないためには、生涯だれとも食器の共有もキスもできないし、甘いケーキやお菓子も大人になっても食べられないことになります。
そんな人生いやだ!!
ということで、うちは箸の共有も口移しもバリバリするし、チューも親からも子どもからもします。
愛情表現にためらいはないです。
2歳になったばかりですが、チョコもアイスもむしゃむしゃ食べます。
それで幸せです。
ただ、歯磨きはちゃんとするし、おやつの時間も決まっています。
もし虫歯になったらしょうがないかなと思います。
歯の痛みを感じたり、泣きながら治療したりして、もう虫歯になりたくないと感じれば、本人が生活習慣を見直していけばいいと思います(そのぐらいのことがわかる年齢になれば)。
ただ、これはほんとに個人的な考えなので、賛否あるとは思います。
しかし、親としては、子どもには失敗を避けるのではなく、ためらわずにやりたいことはなんでもやって、その結果、良くないことが起こればそれを次に生かしていく
そんな人生を送っていってほしいなと思っています。