サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

親がふたりいることの意味

今日の出来事です。

 

 

仕事からの帰り道

 

私は仕事を終えて帰る前にいつも妻に今から帰ると電話します。

 

今日はあと15分ぐらいで帰り着くというタイミングで電話しました。

ちょうど、娘がタブレットで動画を見始めたタイミングだったらしく、

 

「パパが帰ってくるまでね」

 

という約束で見ていたそうです。

私が帰ると、娘が起きているときはいつも、走ってきて出迎えてくれます。

 

15分後、

 

私は予定通り家に帰り着きました。 

 

「ただいま~」

 

 

「ただいまーーーー!!」

 

………

 

 

娘は走ってきません。

 

私がリビングに入ると、背中を向けたまま動画にかじりついている娘がいました。

 

私は、「しょうがないか」と思って、「ただいま」と頭をポンと撫でておしまいにしようとしましたが、妻は許しません!!

 

「ちょっと!パパが帰ってきたら終わりって約束したやろ!

約束守りなさい!コラ!!」

(※かなり自粛して柔らかい表現で書きましたが、実際には放送禁止用語連発でしたm(__)m) 

 

 

娘「…」(動画を見続ける)

 

しばらく妻が注意していましたが、娘は一向に言うことを聞きません。

 

いつもは優しい妻ですが、ときには厳しい母親です。

タブレットを取り上げ、泣き出した娘を隣の部屋に放り込み、ドアを閉めました。

 

泣きわめく娘は…

 

娘が自力でドアを開け、泣きながらリビングに入ってきました。

 

ここは、父親の出番です。

 

抱き抱えて隣の部屋に連れて行きます。

 

私が抱っこしてしばらくすると治まってきたので、

 

そこですかさず、

 

「パパが帰ってきたらおしまいにするって約束だったよね?

ママはね、目が悪くなったら困ると思って言ってくれたんだよ。

わかる?」

 

すべての言葉は理解できてはいないでしょうが、娘はうなずきます。

 

私「じゃあ、ママのところに行って、ごめんねしよっか?」

 

娘「ママ。ごめんね。」

 

私「そう!じゃあ行っておいで」

 

娘「うん!」

 

解決のとき

 

娘はドアを開けて妻のところに駆け寄ります。

 

娘「ママ、ごめんね。」

 

娘を抱き寄せた妻が一言。

 

「ママもいっぱい遊んであげなくてごめんね。」

 

なるほど、と思いました。

 

妻は、ただ娘が言うことを聞かないことにイライラしていた訳ではなくて、一日中娘と一緒にいて疲れもあり、構ってあげられない自分へのイラ立ちもあったということでした。

 

それを素直に認めた妻も偉いなと思いました。

 

私がもっと早く帰ってきて少しでも妻の負担を減らしてあげられればいいんでしょうが、そうもいかないことも多いです。

 

だからこそ、今日みたいなときもあります。

 

そんなときには、やっぱり、親の役割分担が鉄則だと思います。

 

妻が厳しく接するときには私が優しく娘を導いてあげる。

 

逆のときもあると思いますし、きょうだいが増えればいろいろなパターンが出てくるとは思います。

 

しかし、やはり基本的には、両親で協力してときには厳しくときには優しくということだと思います。

 

 

いつもありがとう。