サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

あなたならどうしますか?回答編

「コーチとして親として、子どもに夢を叶えてほしいすべての親御さんに伝えたいこと」シリーズVol.2 

 

昨日の記事の続きです。

 

私の考えは…
 

先に断っておきます。

これは私の個人的な考えなので、これが一番いい回答かはわかりませんし、唯一の答えだとも思っていません。

 

私は、このような出来事は子ども同士のことなので、基本的には年齢を問わず親が口を出すことではないと考えています。

 

なので、「眺めている」が、私の回答です。

 

多少のいざこざや喧嘩はつきものだし、自分が何かされたり、してしまったりしたときにどう対処するかという経験も、自分でしていかないといけないからです。

ただ安全管理は必要なので、幼少期は特に怪我の可能性があるような場合は介入するべきでしょう。

 

女の子はなぜ娘に刃を向けたのか

 

子どもの言動のすべては大人の真似です。

丸裸で産まれてきた子どもがまず頼りにするのは親です。

親の行動や表情をよく観察し、親の言葉をよく聴き、すべてを真似します。

それしか術がないからです。

 

昨日、我が家でこんなことがありました。

 

娘が妻のスマホで動画を見ていました。

食事の時間になってもやめないので私が取り上げると、

 

妻「親がそういうことするから、友達に同じことするようになるんじゃない?」

 

はっ、としました。

 

妻は泣いている娘にもう一度スマホを渡して娘と同じ目線まで腰を落とし、

 

妻「ご飯の時間だからおしまいにできる?」

 

と優しく聞きました。

 

娘は笑顔でうなずき、自分からスマホを妻に渡しました。

 

妻は娘の頭を思いっ切りなでながら、

 

妻「すごい!

よくできたね!!」

 

娘は満面の笑みになりました。 

 

あっぱれ。

  

後日、そのときの話を出し、

 

私「あのときの対応はほんとにすごいと思ったよ。」

 

というと、

 

妻「あなたに教えてもらったことだよ。」

 

なにいぃ~~っ(゜ロ゜;ノ)ノ

 

私は自分の言ったことも忘れてぜんぜん実践できてなかったということです!

 

 

話を戻します。

 

おそらく、女の子は普段からあまり構ってもらってないのではないでしょうか。

 

女の子は、3歳児がこんな表情をするのかというほど怖い顔をしていましたが、あの顔を見てご両親は何を感じていたのかなあ。

 

きっと、すべては「もっと私のことを見て」というメッセージなんだと思います。

 

そして、

 

親として、自分の子どもに対して「どうしてこんなことをするのかなあ」と思うようなことがあった時には、

 

子どもが親に、「自分の言葉や振る舞いを振り返って」と教えてくれているんだと思います。

 

キーポイントは…

 

繰り返しますが、これは私の個人的な意見です。

その上で、人前で「眺めている」を実践するためのポイントは2つです。

 

1つめは、普段からちゃんと観てあげること

 

ちゃんと観ていれば、褒めてあげることもできます。

また、観てくれてると子どもが感じられれば、叱られたって愛を感じるでしょう。

 

2つめは、我慢すること

子どもではなく親がです。

これはけっこう難しいです。

 

一番の障壁は、周りの目です。

相手の親や周りの人たちにちゃんと教育している、厳しく躾をしていると思われなければという心理がどうしても働いてしまいます。

だから、「やめなさい!」とか「謝りなさい!」とか、厳しい態度を取る(ように見せる)ことになります。

でも、子どもは正直なので、そんな親のことも見透かしています。

そういうときには、絶対に言うことを聞きません。

なので、頭を掴んでむりやり謝らせても、何の意味もないです。

 突き飛ばしたあとも、両方の親が少し我慢すれば、もしかしたら自分から「ごめんね」と手を差しのべたかもしれません。

そのときは思い切り褒めてあげればいいのではないでしょうか?

 

一時的に人前でちゃんと教育しているように見せることと、

 

多少周りの親が気になっても子どもの成長を見守ることと、

 

どちらが大切でしょうか。

 

私は他人にどう思われてもいいです。

きっと、 

 

「そうやって、我慢して成長を見守っているんだな」

 

とわかってくれる人もいます。

そういう人とつながっていればいいと思っています。

 

ご意見があればぜひお願いいたします。