時代に流されるな
どっちが正しいのか
- 時代に流されるな
- 固定観念は捨てろ
- 時代に乗り遅れるな
- 目新しいものにばかり飛びつくな
どれも正しいような気がします。
さまざまな変化が起こる今の時代、新しいものを取り入れようとする人もいれば、これまでの風習を大切にしようとする人もいます。
企業も然りです。
私たちは何を頼って、どんな方向に向かっていけばいいのでしょうか。
自分で考える
私の考えは、そんなことは自分で考えるです。
いろんな変化が起こっていようと大切なことは変わらないと思えば、また、そう思う明確な理由があって自分自身が納得できているならば、迷わず変わらないことを選べば良いと思います。
一方で、時代の変化に応じて自分たちも容を変えていかなければならないと思えば、また同様に、そこに明確な理由があるならば、変わり続ければ良いと思います。
さらに、こういう部分は変わらない、こういう部分は変わる、と基準を作ることができているならば、それに従って変化することとしないことを選択すれば良いと思います。
どれを取っても、一番大切なのは、自分で考えるということだと思います。
考える基準を持っていないのであれば、勉強して自分の考えを持たなければならないと思います。
多様な価値観が認められる世の中になり、正解がいくつもある社会になっています。
今こそ、自分がどうありたいかを考えるべきときだと思います。
それが、会社の考えと違うなら退社しましょう。
会社が理念と違う方向に行っているなら恐れずに上司に進言しましょう。
舵取りが間違っていると分かっていながらその船に乗っていれば沈没するかもしれないし、そもそも船の行き先が自分の目指す場所じゃないのだとしたらその船に乗り続ける理由はないです。
もう、ひとつのことを続けることが正しいという価値観も唯一の正解ではないです。
一番の不正解は、違うと思いながら何もしないことだと思います。
子育てや育成に当てはめる
今10代やそれ以下の子どもたちにとっては、今は大人の言うことしか物差しがないかもしれません。
しかし、子どもたちが社会に出るころには、私たちの知らない世界になっています。
今の大人が偉そうに教えている常識は通用しないかもしれません。
もうすでにそうですよね。
勉強している30代の頭の中と、勉強していない50代の頭の中は、全く違うものになっています。
もはや、同じ言語を使っているのに、半分ぐらいしか言葉が通じていないこともあります。
だとしたら、今の30代にできるのは50代の人を変えようとすることよりも、自分が学び続け、考え続け、20年後に同じ過ちを繰り返さないことです。
その頃には、今自分が育てている子たちが30代になり、新しい価値観を持ってバリバリ働いています。
そのときに、彼らから学べる大人でありたいと思いますし、20年後の自分に気持ちよく新しいことを教えてくれるような人になってくれるように、今の子どもたちを育てていきたいと思います。