サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

あるパスタ店にて 回答編

「コーチとして親として、子どもに夢を叶えてほしいすべての親御さんに伝えたいこと」シリーズVol.4

  

昨日の記事の続きです。

 

お隣のお母さんは…

 

うちの娘の食べる様子を見て、思ったことを口にするお隣の弟くん。

 

きっと相手のお母さんは、

 

「やめなさい!」

「すみません!」

 

みたいに言うのかな、と勝手に思っていた私ですが…

 

お母さん特に何も言いません。

 

ほっからかしなのかな、と一瞬思いましたが、

 

弟くんがもう一度、

 

「お手てで食べたらだめだよ」

 

すると、

 

お母さん「そうだね。

教えてあげてるんだね。」

 

続けて、

 

お母さん「でも、あんたも覚えたの最近でしょ。」

 

なるほど✨と思いました。

 

まず、人前で自分の子どもに対して、最初に誉めてあげたことが素敵です。

弟くんの言っていることはその言う通りだし、

弟くん本人からしたら「教えてあげている」という気持ちのはずなので、

それを尊重してあげているからです。

 

次に、こちらへの配慮もあったことです。

「あんたも覚えたの最近でしょ」の一言に、

「隣の子も悪い訳じゃない」というニュアンスを感じたので、こちらはまったく嫌味に感じませんでした。

 

私も妻も弟くんに自然と、

 

「教えてくれてありがとう」

 

と言えていました。

 

お隣の兄弟は…

 

すると、弟くんは嬉しくなったのか再び、

 

「座って食べなきゃだめだよ」

 

「こぼれてるよ」

 

すると、今度はお兄ちゃんが、

 

「おまえもふだんできてないよ」

 

と一言。

 

なんだか和やかな雰囲気になり、気が付けば母親同士でも会話が始まっていました。

私もお兄ちゃんに話しかけ、このときにお店に来た人が見たら2つのテーブルで1グループと思うぐらいの感じでした。

 

私たちが学んだこと

 

思いもよらず楽しい食事になりましたが、きっかけは相手のお母さんだと私は思っています。

 

子どもが隣の自分より小さい見知らぬ子に食事の行儀を注意する…

 

場合によってはトラブルに発展する可能性もあるようなことかもしれませんが、

すぐに口出しせずに、介入するタイミングやその内容は同じようなことがあったときに参考にしたいなと思いました。

 

うちの娘は、まだ物心もついていないし今回のことはもう覚えていないかもしれませんが、きっとお隣の兄弟は、この日以降食事での行儀で注意される回数は減っているんじゃないかと想像します。

 

親が口を出さないことで子どもの成長を促すことができるんだと改めて感じました。

 

 

それと、昼食後の我が家の買い物が楽しかったことは言うまでもありません。