病院?整骨院?整形外科?整体?接骨院?
子どもが足を痛めた!
とりあえず病院に行くようにコーチから言われたけど、家の近くに整骨院があるからそこでいいかな?
試合が近いから早く治したいけど、整形外科かな?整体かな?
毎日の子どもの送り迎えで腰が痛い!
ママ友に紹介された接骨院に行ってみたいけど、なんか怪しい気がする。。
どこに行ったらいいか?
どこに行くかは目的により変わります。
骨が折れてるかも知れない!
→病院(整形外科)
捻挫してプレーできないがリハビリして復帰に備えたい!
打撲してなかなか痛みが退かないけど試合が近いので一日も早く治したい!
→整体院
それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
病院(整形外科)
整形外科は病院です。
大きな「〇〇病院」の中にある場合もあれば、「〇〇整形外科」という医院もあります。
整骨院などと混同するのは後者でしょう。
病院の最大の特徴は医師がいるということです。
医師は診断することができます。
つまり、「これは骨折です」「これは骨折ではありません」と決める権限を持っています。
この診断を元に、薬を出したり、治療方針を決めたりしていきます。
なので、
- 捻挫なのか骨折なのか確認する必要がある
- プレーできるまでどのくらいかかるか確認したい
という場合には、病院(整形外科)に行きましょう。
整骨院=接骨院
実は、この2つは同じです。
正式には、接骨院が正しいようですが、「接骨」という言葉に怪しさを感じてしまう人が多く、「整骨」のほうが、丁寧に見てくれそうというイメージを持ってもらえる可能性が高いことから整骨院と名乗るところが増えてきたようです。
中身はどちらも同じです。
特徴としては、柔道整復師がいるということです。
これは、医師と同様に国家資格ですが医師と違って診断することはできません。
しかし、治療という面においては医師よりも腕が確かで丁寧な場合が多いです。
なので、
- 医師から診断を受けた上で、リハビリを整骨院で行う
- 打撲して、診断の必要はないが治療をしてもらいたい
整体院
整体院は整体師という民間資格を持つ人がいます。
しかし、中には凄腕の整体師がいて、ずっと治らなかった腰痛が一瞬で治るということもあります。
職人みたいなものです。
なので、資格だけでは判断できないことが多いとも言えます。
なので、
- とにかく一日も早く治したい、評判のあの人のところに行ってみよう
- いつもあの人に整体やってもらうとすぐに肩こりが治るからまたお願いしよう
という感じですね。
最後に
まとめると、どれが良くてどれが悪いというよりは、目的に応じて使い分けることが正解と言えます。
もちろん、丁寧に治療してくれる病院もありますが、診断を出したあとは湿布を出してリハビリは電気治療ばかりということも多いです。
運良く丁寧に治療してくれる整形外科でない限りは、診断を受けたら整骨院でリハビリをするほうが治療という目的は達成されやすいでしょう。
または、信頼できる整体師がいて、「その人が骨折というなら骨折!」と納得できるのであれば、レントゲンも診断もなしでも本人が良ければいいでしょう!
なんか最近ちょっとマニアックになってきています(笑)