サッカーおやじの妊活&子育て奮闘記

男が家族のためにできること

娘は人見知りなのか 回答編

「コーチとして親として、子どもに夢を叶えてほしいすべての親御さんに伝えたいこと」シリーズVol.6

 

近づくふたり、そして…

 

食事中の家族に近づいていく娘。

それに気づく同い年くらいの女の子。

微笑み見つめ合う見覚えないふたり。

 

私たち夫婦の出した答えは「観察」でした。

 

相手家族の食事の邪魔をすることにはなりますが、人見知りがちな時期の娘が自分から興味を持った行動を中断することの方が良くないと思いました。

 

女の子は最初はかなり恥ずかしがっていましたが、うちの娘はぐいぐい攻めます(笑) 

結果、ふたりは手を繋ぎ、きゃっきゃっとはしゃぎ始めました。

 

その様子を見て嫌な顔をする親はいないでしょう。

 

女の子のお母さんはうちの娘に話しかけあやしてくれました。

私たちは相手のご夫婦に軽く会釈だけして、自分たちの席からしばらく眺めていました。

 

しかし、ずいぶん長いことあやしてくれていたので、さすがに食事の邪魔になると思い、妻が相手方の席に歩いていき、

 

妻「ありがとうございます。

すみません、お食事の邪魔をして。」

 

すると、女の子のお母さんは、

 

「とんでもないです。

うちの子人見知りなので、初めての子とこんなにすぐ仲良くなることないんですよ!」

 

妻「うちもこんなに早く仲良くなるのは初めてです!」

 

純粋な家庭の食事の時間ということで考えれば、相手方の邪魔をしたことになるかもしれないけれど、そもそも外食しに来ている時点でそこは気にしなくていいと勝手に思っています(笑)

 

最後には、妻が相手のお母さんから連絡先を聞かれ、今度ぜひ遊びましょうということになりました。

 

今回のタイトルは…

 

しかし!

 

私が今回言いたいのは、

お友達ができました、めでたしめでたし…

 

ということではありません!!

 

 

子どもはもともとだれにでも愛想を振りまくことができるのに、なぜ人見知りになるのでしょうか。

 

今回のような機会は様々な場面で子どもたちに訪れると思います。

そのときに、親が他人に迷惑をかけなくないあまり、このようなチャンスを逃していることが多いのではないかと思います。

 

「やめなさい!すみません。」

 

逆に、親の知人などが子どもに話しかけてくれるケースで子どもがしり込みする場面もあるあるだと思いますが、このときの親の対応も大切だと思います。

 

「ちゃんと挨拶しなさい!すみません人見知りで。」

 

こういった日常の繰り返しが、子どもの好奇心を削いだり、自分は人見知りでダメなヤツだと思ったりすることに繋がっています。

 

考えてみてください。

子どもが興味のある子を見つけて話しかけようとすればやめなさいと言われ、知らない人にいきなり話しかけられてちゃんと挨拶しなさいと言われ…

 

「どうしていいかわかりません!

もうだれともはなしたくありません!」

 

ということになっているのではないでしょうか。

 

私も、人見知り製造マンにならないように気を付けようと思います。

 

今回の出会いに感謝です。

素敵な対応をしてくれたご両親、ありがとうございました!